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保育園ふやし隊@杉並 公式ブログ

私たちは、杉並区の保育園待機児童の保護者の集まりです。安心して子どもを預けることのできる保育園を増やしてほしい…つらい「保活」を放置してほしくない、との思いからこの活動を始めました。特定の政党や団体・思想とは一切関係のない、純粋な保護者の集まりです。

審査請求

■審査請求とは?

審査請求は、行政不服審査法に記される市民の権利の一つです。行政の行ったことに対して「異議あり!不服!」と思った場合、その不満を行政に訴えられる制度です。
(2017年4月の行政不服審査法の改正以前は「異議申し立て」でした。審査請求では、第三者が審理員となり手続きを行うようになったため、異議申し立てより公正だと言われています。)
審査請求をしたからといって、保育所へ入園できるわけではありませんが、区へ現状の厳しさをアピールすることはできます。

なお、審査請求を行うことができる期間は、処分があったことを知った日の翌日から3カ月です。

■審査請求のテンプレート

審査請求に使っていただけるテンプレートを用意しました。
こちらよりテンプレートをダウンロードし、名前、住所、日付、理由など必要事項をご記入の上、書類は保育課の窓口で直接または郵送で提出してください。
http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/2664eb4bf3c800328533dd6ce63f3b91/1491140027

<理由の例>
・保育の必要性の認定を受けているにも関わらず入所させなかったことは、児童福祉法24条第1項に違反する。

■保育園ふやし隊@杉並では、2017年集団での審査請求は行いません

保育園ふやし隊@杉並では、事態の深刻さを杉並区に訴えるために2013~2016年に集団での異議申し立てを行ってきました。
活動は少しずつ広がりをみせ、杉並区外でも保活当事者が声をあげるようになり、遂には国会でも取り上げられることとなり、当事者以外にも問題意識が共有されるようになりました。
それらの背景もあり、杉並区からは2017年4月に向けて保育緊急事態宣言が出されました。今後3年間も毎年1000人ずつの認可増設が予定されるなど、杉並区も本格的に取り組み始めたと理解しています。
これを持ち、ふやし隊としては、集団での審査請求(異議申し立て)は一定の役割を終えたのではないかと考えています。
そのため、2017年は集団での審査請求は行いません。

しかし、現状では保育需要に整備が追い付いていないということも事実で、審査請求をしたいというお声も数人からいただいています。
そのため、審査請求のテンプレートを公開することとしました。
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