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なぜ、今年もふやしてアクション、異議申し立てを行うか について 05_お知らせ 2015年02月03日 ふやし隊は2013年(平成25年)より認可保育所の増設を求めてきました。区役所前での「ふやしてアクション」「異議申し立て」は大きくマスコミに取り上げられ、待機児童問題が世間に知られるきっかけになりました。その後、平成25年3月に区は待機児童対策緊急推進プランを発表し、保育定員の確保を行っています。区長も私たちふやし隊が行ったアンケートに「認可保育所を核とした施設整備等を着実に進め、働く保護者をしっかりと応援する区政を推進する」と待機児童ゼロに向け力強い言葉で回答をしてくれました。また、保育コーディネーターによる相談窓口を開設する等、保護者に寄り添うサービスの拡充も図っています。私たちはこれまでの区のスピード感ある積極的な対応について、大変ありがたく思い、深く感謝しております。こうした区の真摯な取り組みの中、「なぜ今年も認可保育所を増やすよう集まって声をあげ、保育所入所の不承諾通知に対して異議申立を行うのか?」という、疑問や批判の声も聞こえてきています。ふやし隊の中でも、今年はどうしていったらいいのか悩み、真剣な話し合いが行われました。そして、その結果、現在保活中の当事者の気持ちと考えを第一に優先して、今回もふやしてアクションと異議申し立ての両方を行うことに至りました。くれぐれも、慣例としてただ漫然と今年も行うということではないことをご理解頂ければ幸いです。たしかに保育定員は増えていますが、申込み者も同様に増えています。今後も女性の社会進出が進み、保育需要はますます増えていくことが予想されます。そして区の25・26年度の取組みは待機児童対策緊急推進プランとして行われたものであり、今後も積極的な対策がとられるか具体的に示されていないことに不安を感じています。また、27年度4月から開始する「子ども・子育て支援新制度」が問題を即解決するわけではありません。ひとりひとりに目を向けると、今年入所できないと退職するしかない切迫した状況の人がいます。今年認可保育所に入れるように、1歳の誕生日も迎えていない子どもを区外の認可外施設にやむなく預けて復職した人がいます。年齢制限のある保育所のため3歳以降の預け先を見つける必要があり、長期間にわたる保活に苦しんでいる人がいます。どうせ保育所には入れない、と出産そのものを躊躇する人もいます。厳しい保育園事情の中で、当時者である私たちでさえ何が一番大切なのか見失いがちですが、私たちはただ子どもを預けられれば良い訳ではなく、子どもが安全に健やかに発達していける環境を望んでいます。しかしそれはまだ十分に確保されているとは言えません。保育所入所を希望する保護者は毎年変わっていきます。保育所に入所できた時点でその人の保活は終了しますが、全体として保育所が不足している問題は解決しておらず、次の当事者に問題がうつっただけというのが実情です。このことが長年待機児童問題が見過ごされてきた原因にもつながっていると思っています。簡単には解決できない問題だけに、当事者が現在の状況に対する率直な思いを直接お伝えすることで少しでも世間の関心を保ち、更なる保育施策につながることを願い、今年も「ふやしてアクション」「異議申し立て」を実施することに致しました。【企画・運営】保育園ふやし隊@杉並Twitter https://twitter.com/fuyashitai_sugiBlog http://fuyashitai.blog.shinobi.jp/Facebook https://www.facebook.com/fuyashitai.suginami PR http://fuyashitai.blog.shinobi.jp/05_news/20150203_ourthoughtなぜ、今年もふやしてアクション、異議申し立てを行うか について