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保育園ふやし隊@杉並 公式ブログ

私たちは、杉並区の保育園待機児童の保護者の集まりです。安心して子どもを預けることのできる保育園を増やしてほしい…つらい「保活」を放置してほしくない、との思いからこの活動を始めました。特定の政党や団体・思想とは一切関係のない、純粋な保護者の集まりです。

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宇都宮健児さんのご回答―待機児童対策について公開質問状

東京都知事候補の宇都宮健児さんより、待機児等対策についての公開質問状の回答が届きました。
質問と回答は以下のとおりです。

(1) 認可保育所の増設について、東京都としてどのように支援しようとお考えですか。

⇒ 5カ年間で5万人、認可保育所を中心に当面2万人超の定員増をはかります。保育所は子どもが育つ場所であって、保育の質はとても大切なものと考えていますので、定員増は可能な限り認可保育所の増設にすべきと考えています。「子育てしやすい環境づくり条例」を作り、保育園の待機児解消、学童保育の小学高学年利用なども行っていきたいと考えています。保育園だけでなく、子どもが小学校に上がってからも、保護者の皆さんが安心して働ける体制を作っていきたいと思います。


(2) 小規模保育室について、国が保育士(有資格者)の配置の割合を緩和したことに対し、どのようにお考えですか

⇒ 子どもの成長の観点から、望ましくないと思います。都のような大都市部では、コミュニティが弱い分、子育てにおける保育施設の重要性が高まります。そもそも、日本の保育所の基準は国際的に見て今でも低いので、それを下げるというのはおかしな話です。上述の「子育てしやすい環境づくり条例」では、「子育ては都の公的責任があること」を理念に入れたいと思います。保育施設の面積基準や人的配置等について、東京都独自で保育の質の水準をあげるようにします。

(3) 待機児童対策で、東京都としてどのようなことができるとお考えですか。財源なども含めてお答えください。

⇒ 待機児童が多数存在する状況は、異常な状況です。認可保育所を中心とした保育所の拡充を進めたいと考えます。また、拡充のなかでも保育の質が保たれるよう、適切な設置基準の検討、保育士の労働条件の改善がなされる必要があります。東京都の財政状況は、他の46道府県に比べ余裕がありますが、都が作った「アクションプログラム2013」を見ると、事業費の31%が大型開発に用いられる予定で、少子化対策は2%にすぎません。公的福祉の充実、新規の大型開発の抑制を政策に掲げている私が都知事になりましたら、待機児童対策を含めた子育て支援に、財政面を含めて力を入れることを都民が望んだということだと思います。


質問状の詳細についてはこちらの記事をごらんください
http://fuyashitai.blog.shinobi.jp/Date/20140126/

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